甲状腺センター長 福成 信博
昭和大学横浜市北部病院 副院長
外科系診療センター長
外科 教授
昭和大学甲状腺センターのホームページをご覧いただきありがとうございます。センター長の福成 信博です
2019年4月1日、昭和大学横浜市北部病院に甲状腺に特化した「甲状腺センター」が誕生しました。
診療科の垣根を超えた、大学病院では日本初の「甲状腺センター」として、甲状腺外科医に加えて甲状腺内科医、耳鼻科医、眼科医も参入し、手術に限らない甲状腺のすべての病気に対して総合的に診療可能な体制となります。
甲状腺センターのある昭和大学横浜市北部病院は、昭和大学附属病院の1つです。
甲状腺センター設立の目的
昭和大学横浜市北部病院の外科における甲状腺外科手術は国内で5位以内、神奈川県下では1位の手術症例、経験を有し、年間300件を超えています。手術以外の内科的疾患(バセドウ病や橋本病)および経過観察を要する良性結節は手術件数の10倍を超える需要があり、外科単科では対応が困難な状況となりました。
そこで、藤が丘病院の糖尿病・代謝内分泌内科、昭和大学耳鼻咽喉科とさらに緊密な連携を取り、外部からも優秀な人材を確保して専門的なセンター化を図ることにより、甲状腺専門医および若手医師の育成の場として先端的な教育と研究を行うことを目的に設立しました。
甲状腺センターの特徴
日本国内の大学病院では初の「甲状腺センター」として診療科の枠を超えて甲状腺疾患に特化した専門チームを構築しています。そのため、個人病院レベルの専門病院では対応が困難な重症例、合併症が危惧される事例にも対応し、集学的治療を行うことができます。
また、日本国内では唯一、非手術的治療である「甲状腺結節に対するラジオ波焼灼療法」を行っています。
甲状腺センターの目標
昭和大学甲状腺フォーラム学術集会を開催し、最先端の医療情報を発信して国内外の学会活動をけん引します。(フォーラムの詳細はこちらから)
Eメールでのご相談、ご紹介、ご依頼は、責任をもってセンター医師が直接対応、調整を行います。緊急、準緊急の患者さんのご紹介やちょっとした疑問点などもお気軽にご相談ください。